
ご当地ジビエフェア 公式サイトの画面(12月時点)
「ぐるなび」は、農林水産省の「令和7年度全国ジビエプロモーション事業(ジビエフェア開催事業)」の事業実施主体になり、国産の野生鳥獣肉(ジビエ)等の消費拡大を目指して、「全国ジビエフェア」を11月1日(土)から2026年2月28日(土)まで、5年連続で開催。特設サイトを設けて情報発信を行っている。
なお「全国ジビエフェア」の参加店舗数は、12月17日(水)時点で1,874店に上っている。
ジビエの楽しみ方を情報発信
「全国ジビエフェア」は、全国のジビエメニューを提供する飲食店やホテル、ジビエ等を販売する小売店、ECサイトが参加し国産ジビエの魅力を発信するキャンペーン。
「全国ジビエフェア」の特設サイト内では、幅広いジャンルの飲食店をはじめ、ホテル・宿泊所で提供しているジビエ料理について紹介。そのほか、さまざまな自治体等と連携し、“ご当地ジビエ”の楽しみ方の情報発信をしている。
さらにジビエを自宅でも楽しめるよう、精肉・加工品・ペットフード・皮革製品を含むジビエ製品を販売する小売店やECサイトも紹介。
国産ジビエの魅力を消費者に広く知ってもらい、「ジビエを食べよう!ジビエを買おう!」という行動を推進することが目的だ。
ジビエ診断や特集コンテンツなどを新たに公開
今年は、より多くの人に「ジビエを食べる機会」や「ジビエを購入する機会」を提供するため、ユーザー一人ひとりに最適なジビエを提案する「診断コンテンツ」や、多様な楽しみ方を発信する「特集コンテンツ」を新たに公開。
さらに、ジビエの安全・安心を支える全国の「ジビエ処理施設」の取材記事を制作。記事を通して、関わる人々の想いや品質管理の裏側にあるストーリーを発信し、ジビエへの理解を深める機会の創出を狙う。
全国各地でご当地ジビエイベントも開催
各地域ごとのフェアでは、ジビエを楽しみながら賞品獲得のチャンスがあるスタンプラリーや、キャンプ等を行っているイベントもあり、“ご当地ジビエ”を楽しめるイベントになっている。
12月開催中、または開催予定の「ご当地ジビエイベント」は、開催順に岡山県・神奈川県・鹿児島県・富山県・茨城県・京都府・宮崎県・山梨県・和歌山県・北海道・岐阜県・奈良県。

岡山県では「おかやまジビエフェア2025」が、2026年2月15日(日)まで開催中。参加店舗は20店だ。

神奈川県では、「大山猪鹿(ジビエ)フェア」を2026年3月31日(火)まで開催している。参加店舗は16店。

鹿児島県では「ジビエ鹿児島グルメフェア」を2026年1月31日(土)まで開催。21店舗が参加している。

宮崎県では「みやざきジビエフェア 2025-2026」を2026年2月15日(日)まで開催。参加店舗は27店だ。

茨城県は「八郷名物ししなべマップ」が2026年5月31日(日)まで開催中。参加店舗は9店。

京都府では「第9回 森の京都ジビエフェア」を2月15日(日)まで開催している。参加店舗は59店。

三重県は「みえジビエ冬の特別企画『Winter CAMP』」を2026年1月31日(土)まで開催中。6店舗が参加している。

山梨県では「やまなしジビエフェア 2025」を2026年2月28日(土)まで開催。参加店舗は16店だ。

富山県で開催されているのが「とやまジビエフェア」。2026年2月28日(土)までの開催で、参加店舗は60店。

和歌山県では「わかやまジビエフェスタ2025-2026」が2026年2月28日(土)まで開催中。参加店舗は88店。

北海道では2026年2月11日(水・祝)まで「エゾシカフェア」を開催している。参加店舗は100店以上に上る。

首都圏の飲食店10店舗で2026年1月31日(土)まで開催中なのが「森のごちそう ぎふDeer首都圏フェア」。

岐阜県では2026年1月31日(土)まで「森のごちそう ぎふDeer フェア」を開催。参加店舗は15店になる。

奈良県では「ならジビエ料理フェア」を2026年3月1日(日)まで開催中。参加店舗は15店だ。
各イベントの詳細は「全国ジビエフェア」の公式サイト、または各イベントの公式サイトで確認を。
各地のオリジナリティーあふれるジビエイベントで、ご当地ジビエ料理に舌鼓を打ってみてはいかが。
全国ジビエフェアHP:https://www.gibier-fair.jp
(淺野 陽介)